緩和ケア病棟の暮らし

男女2人のチャプレン（病院つき牧師）が在勤しており、宗教を問わず患者さまとご家族の心に寄り添います。医師や看護師と相談しながら、必要に応じて病室を訪問し、患者さまの苦悩や不安を受け止めています。在宅療養中のご相談や、ご家族からのご相談にも対応可能です。

病院で過ごす時間をより豊かにするため、ボランティアスタッフが活躍しています。季節に合わせた装飾で院内空間に彩りを添えるほか、手作り小物の販売なども。院内での暮らしに取り入れたり、ご家族へのギフトにしたりと活用されています。また、気軽なおしゃべりが病院生活の気分転換となることも。

ラウンジでは毎日お茶会が開催されており、必要に応じてボランティアが病室へお茶をお届けすることも。また、月に2回ほど、ピアノやハープの演奏を楽しめる音楽会も開催されています。患者さまはもちろん、寄り添うご家族がほっとひと息つく機会ともなっています

週に1度、病棟を犬や猫が訪れるアニマルセラピーを実施しています。動物たちがベッドサイドを訪れ、心の安らぎや癒やしをもたらします。病室は全室個室なので、ご自宅のペットをお連れいただくことも可能です。