夜間頻尿、頻尿、尿が漏れるなど、おしっこの身近な悩みの治療に注力しています。男女2名の専門医にご相談ください
地域の方々の健康・生活の質の向上のため、『皆さまの町の病院』として気軽に受診していただけるよう、きめ細やかな対応を心掛けております。食事は1日3回ですが、おしっこは1日7~8回ほどです。泌尿器科疾患はそれほど生活に密着していますが、デリケートな問題であり「おしっこの相談は恥ずかしい」「がまんしておこう」、一人で悩んでいる方も多いと思います。気になる症状があれば、一歩踏み出して私たちにご相談ください。恥ずかしくて大事なことが言えない方も少なくないと思います。それを分かったうえで注意深く問診することを大切にし、気軽に受診できる泌尿器科を目指しています。
特徴
以下のような症状でお困りの方は、一度ご相談ください。
■頻尿、夜間頻尿、尿の勢いが弱い、残尿感がある、尿漏れ、尿意を感じたら我慢できないなどの症状がある
<当院で実施可能な手術>
前立腺肥大症の外科的治療(アクアブレーション)・低侵襲手術(経尿道的水蒸気手術・経尿道的前立腺吊り上げ術)、女性の尿失禁に対する尿失禁手術、ボツリヌス毒素膀胱内注入療法
■血尿が出る、前立腺がんの心配がある
→CT・MRI検査、膀胱鏡(内視鏡)、前立腺針生検による診断、治療
女性泌尿器科について
当院の女性泌尿器科では、過活動膀胱や腹圧性尿失禁などの治療を行っています。
過活動膀胱
このようなお悩みがある方はご相談ください。
- 急に我慢できないほどの強い尿意を感じる
- 強い尿意のために、トイレに間に合わず、尿が漏れてしまう
- 常にトイレの場所を把握していないと落ち着かない
■治療法
①行動療法
- 生活指導:
- 水分やカフェインを取りすぎない、早めにトイレに行く、トイレの場所を確認しておく、などを指導します。
- 膀胱訓練:
- 頻尿・尿意切迫感のある方が排尿を我慢する訓練です。
- 骨盤底筋訓練:
- 骨盤底筋の筋力をつける体操を行います。
②薬物療法
③手術療法
当院では、手術療法も実施しています。
- ボツリヌス毒素膀胱内注入療法
- 神経変調療法
腹圧性尿失禁
このようなお悩みがある方はご相談ください。
- 咳やくしゃみをした際、尿が漏れる
- 走ったり笑ったりなど、おなかに力がかかるとき尿漏れが起こる
腹圧性尿失禁は、骨盤底筋の弛緩によって起こり得る病気です。骨盤底筋が緩む原因には、妊娠・出産、肥満、更年期、加齢などによって起こります。
■治療法
①骨盤底筋訓練
骨盤底筋の筋力をつけることで腹圧性尿失禁を改善をめざします。
膣と肛門を意識的に締めたり緩めたりする体操です。
②尿失禁手術
尿道を支えるTOTテープを挿入する手術です。傷跡も小さく行うことが可能です。
医師紹介
常勤医師
加藤大貴
専門分野 | 下部尿路症状(排尿・蓄尿障害)、尿路結石、小児泌尿器科、尿路性器腫瘍 |
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認定 | 医学博士 日本泌尿器科学会泌尿器専門医・指導医 日本排尿機能学会専門医、代議員 日本小児泌尿器科学会専門医、評議員 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本アンドロロジー学会評議員 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器腹腔鏡技術認定医 |
自分を表す漢字を選んだ理由 | 稲盛和夫さんを尊敬しているため |
アピールポイント | 大学病院、地域中核病院、こども病院で15年間経験を積んでまいりました。分かりやすい説明と最適な医療の提供を心がけております。常に探究心をもち、科学的な思考ができる医師を目指しています。 |
川田 由里子
専門分野 | 一般泌尿器(尿路悪性腫瘍、尿路結石、その他良性疾患) 女性泌尿器疾患(失禁、頻尿など) |
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認定 | 日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医 |
嘱託医師
大橋 正和
専門分野 | 泌尿器科一般 男性不妊症 小児泌尿器科 |
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認定 | 日本泌尿器科学会認定泌尿器科指導医・専門医 日本腎臓学会認定腎臓専門医 日本生殖医学会認定生殖医療指導医・専門医 臨床研修指導医 日本アンドロロジー学会評議員 医学博士 |
アピールポイント | 泌尿器科のことで分からないことがあれば、遠慮なくご質問ください。 |
外来診療体制
午前 | 午後 | |
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月 | 川田/大橋 | 加藤 |
火 | 川田(女性泌尿器) | 加藤 |
水 | - | - |
木 | - | 加藤 |
金 | 川田 | - |
月~木 9:00~12:30、14:00~17:30
金 9:00~12:30
■事前予約制です。
■初診の方:午前診療は11:00まで、午後診療は16:00までの予約となります。
■外来診療については、詳しくはこちらをご覧ください。
■土・日曜日・祝日は外来診療は休診です。