先輩ナースの声

ここ数年すべての人々が感染症による院内、地域、国、世界規模で多大な影響を伴う経験をしています。困難に遭っても、感染制御チームは状況に合わせた感染管理プログラムを提供することによって「感染は予防できる」ことを実証できるよう努めてきました。活動は医療に関連した感染の予防を目的とし、組織横断的に協働して全員参加で予防策を継続してゆけば、確実に効果をもたらす輪（和）となり全人的癒やしへとつながってゆくと信じています。

褥瘡などの創傷、ストーマ、失禁を伴う患者さまがその人らしい生活が送れるよう病棟・外来・訪問看護師と連携を図り、より良い看護実践の提供と相談を行っています。特定行為研修修了後は、医師の指導のもと患者さまの安全に配慮しながらタイムリーなケアを心がけています。創傷に関する知識や技術だけでなく、多角的な側面から患者さんの全体像を捉えた全人的ケアが提供できるように日々学びを深めています。　

赤ちゃんの病態の急激な変化を予測して、重篤化を予防するとともに生理学的な安定を促すケアを行います。特に、出生後の赤ちゃんが安定して母体外での生活をスムーズに適応できるようケアを行います。また、定期的に周産期医療に関わるスタッフを対象に新生児蘇生法講習会を開催しています。さらに、ご家族と赤ちゃんが安心して退院後の生活ができるよう支援しています。