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病態に沿った治療の速やかな開始に向け適切かつ迅速にニーズに応える

私たち臨床検査科では、採血室、検体検査室、生理検査室、病理検査室の4つの部門で構成されています。
診療科から依頼されるさまざまな検査に対応し、すべての検査において迅速かつ適切な検査結果を提供することだけでなく、臨床のニーズに合わせた対応を心がけ、医師の的確な診断と効率的な治療のサポートを担っています。また、臨床検査技師が24時間体制でおりますので、夜間休日の緊急検査にも迅速に対応しています。院内の採血室も臨床検査科が運営しており、外来患者さま、入院患者さまの採血業務についても臨床検査技師による安全管理のもとで実施しています。そのほか、健診センターでの採血・検査にも対応しており、病院と同じスタッフで行っております。

臨床検査の特徴

1.迅速性と正確性を両立に

患者さまの病態にあった適切な治療方針の決定には、正確で迅速な検査結果の提供が欠かせません。一刻も早く最善の治療をスタートすることができるよう、4つの検査室を駆使して専門性の高い検査を行い、精度とスピードの両立を図っています。理念である「FASTの姿勢 Fast・Accurate・Safety・Trusted」を念頭に、臨床に開かれた存在であり、迅速かつ安全に精度の高い検査結果の提供と、一人ひとりの患者さまに満足していただける検査室の実現をめざします。

2.検査基準値の標準化を実施

検査する医療機関にかかわらず検査結果が常に一定の値になるよう、共通の基準と測定方法を用いて検査を行う臨床検査の標準化を実施しています。標準化が進むと、医療機関の枠を超えた情報共有が行え、診断の正確性の向上が見込めます。

検査について

検体検査室

検体検査室では、一般検査、血液検査、生化学免疫検査、輸血検査を行います。

■一般検査
痛みをほとんど伴わず採取できる尿や便の検査はスクリーニング検査として有用です。検査には、たんぱく・糖・潜血などの定性検査や、尿中の細胞・細菌・結晶などを顕微鏡で観察する尿沈渣検査などがあり、腎疾患や糖尿病、泌尿器科疾患の診断に役立っています。便検査は、主に消化管からの出血の有無を見る便潜血検査により、大腸がんのスクリーニングを行います。
その他、髄液、体腔液などの検査も行っています。

尿検査 尿定性検査、尿沈渣、アプトテスト
糞便検査 潜血反応
その他 髄液、体腔液、妊娠反応、アプト検査

■血液学的検査
血液中の赤血球数、白血球数、血小板数、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値や血液像検査(白血球分類、赤血球形態、血小板形態)、網赤血球数、骨髄検査、血液の固まりやすさを見る凝固線溶検査などの検査を行っています。これらの検査は、貧血や炎症、出血の程度、血液疾患の診断や治療効果を知る上で有用です。

血液一般検査 血球計算(WBC、RBC、Hb、Ht、MCV、MCH、MCHC、PLT)、網状赤血球
赤血球検査 赤血球沈降速度
凝固検査 出血時間、PT、APTT、FDP、ATⅢ、Fib、Dダイマー

■生化学・免疫検査他
血液や尿などを分析して、体の状態を把握する検査で、多数の項目を実施しています。
免疫検査は、免疫的反応を用いて行う検査で、血液中のホルモン濃度(甲状腺ホルモン、インスリンなど)、感染症検査(B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスなど)、腫瘍マーカーなどがあります。

血漿蛋白 TP、Alb、
酵素活性 ALP、AST、ALT、LDH、CK、γ-GTP 、AMY、LAP、ChE
生体色素 T-Bil、D-Bil
脂質成分 TG、T-CHO、HDL、LDL
含有窒素成分 BUN、CRE、UA、
電解質 Na、K、CL、Ca、Mg、IP、血清鉄(Fe)、UIBC、Zn
糖代謝 GLU、HbA1c
甲状腺 TSH、FreeT4、FreeT3
血液ガス分析 血液ガス、Na、K、Cl、Hb、Ca
感染症 CRP、HBs抗原、HCV抗体、HIV抗原/抗体、梅毒定量(TPHA,STS)COVID-19抗原
腫瘍マーカー CEA、AFP、CA19-9、PSA、
ホルモン/その他 フェリチン、アンモニア、BNP、ジゴキシン

■輸血関連検査
24時間体制で臨床検査技師が対応しますので緊急時でも安全に配慮した輸血が可能です。

輸血検査 血液型検査、交差適合試験、不規則性抗体スクリーニング

■迅速検査/遺伝子検査
市中感染などに対応できる検査キットをそろえており、感染症が疑われる場合に対応しています。新型コロナウイルス感染症には迅速遺伝子検査を実施しています。

迅速検査 インフルエンザウィルスA・B、ST-A、RSウイルス、アデノウィルス、hMV、ノロウィルス抗原検査、クロストリジウムディフィシル抗原・毒素、尿中肺炎球菌、尿中レジオネラ菌、心筋トロポニンT、H-FABP、マイコプラズマIgM、破水診断、顆粒球エラスタ-ゼ、肺炎球菌莢膜抗原,尿中レジオネラ抗原 クロストリジウムディフィシル抗原・毒素、
遺伝子検査 COVID-19核酸増幅検査(NEAR法)
マイコプラズマ核酸増幅検査
POCT 血糖測定
生理検査室

主に生理機能検査として、心電図検査、超音波検査などを実施します。

■心電図検査
12誘導心電図検査、負荷心電図、ホルター心電図

各検査の説明

12誘導心電図
心臓を流れる微弱な電流の変化を、四肢と胸部に装着した電極を通して記録する検査です。
不整脈などの心臓に関する病態を調べます。
[所要時間]5分程度

ホルター心電図
心電図を長時間記録する小さな機械を約24時間装着する検査です。
日常生活の中での心電図変化から、気になる症状との関連を調べます。
[所要時間]装着時間15分程度、翌日取り外し時間5分程度

トレッドミル負荷心電図
ランニングマシンの上を歩いて運動負荷をかけた状態で心電図と血圧の変化を見る検査です。
運動負荷がかかった状態で心臓に供給される酸素が十分かどうかを調べます。
[所要時間]準備から終了まで50分程度(運動負荷時間は10分前後)

■超音波検査
1腹部、乳腺、心臓、頸動脈、下肢静脈、甲状腺、泌尿器

※超音波検査は人の耳には聞こえないような周波数の高い音を用いて、臓器の形や大きさ、腫瘍の有無、血液の流れ方などを観察する方法です。

各検査の説明


上腹部エコー

肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓を中心に臓器の大きさ、腫瘍の有無、結石などを見る検査です。
[所要時間]20分程度


心エコー

心臓の大きさや筋肉、弁の状態、血液の流れなどを観察し、心臓の動きがポンプとして正常に機能しているかを見る検査です。
[所要時間]30分程度


頸動脈エコー

首の動脈の血流や血管壁の状態を観察し、動脈硬化や詰まりなどないかを見る検査です。
[所要時間]30分程度


下肢静脈エコー

足の静脈を中心に、血液の流れや血栓の有無を見る検査です。
[所要時間]30分程度


乳腺エコー

乳腺の形態や、しこりの有無を見る検査です。若年の方や妊娠中、授乳中の方また、豊胸手術後の方なども検査を受けていただけます。
(外科診察、マンモグラフィ、乳腺エコーを同日に行う乳腺外来もあります)
[所要時間]20分程度


甲状腺エコー

甲状腺の大きさや腫瘤の有無などを見る検査です
[所要時間]20分程度


前立腺、腎臓、膀胱エコー

腎臓、膀胱、また前立腺の大きさや腫瘍、結石の有無を調べる検査です。
検査前(1時間前)に500~600ml程度の水分摂取をしていただき、膀胱に尿が充満した状態で検査になります。
[所要時間]20分程度(膀胱に尿がたまっていない場合は、しばらくお待ちいただく場合もあります)

■血圧脈波検査
PWV・ABI

各検査の説明

PWV/ABI
両腕両足の血圧を同時に測定して血管の詰まり具合と動脈硬化の程度を調べる検査です。
[所要時間]15分程度

■呼吸機能検査
肺気量分画測定、フローボリュームカーブ他

各検査の説明

スパイロメトリー(VC+FRC)
最大限の息を吸ったり吐いたりと、勢いよく息を吐ききることを行う検査です。
肺の大きさや硬さ、気管支に閉塞があるかどうかを調べます。
[所要時間]10分程度

機能的残気量 (FRC)
ガスを吸ったり吐いたりして、息を吐ききった後に残っている空気の量を見る検査です。
スパイロメトリーと組み合わせることで、肺全体の大きさを調べます。
[所要時間]5分程度

肺拡散能 (DLCO)
ガスを思いきり吸って数秒間息止めを行う呼吸をする検査です。
吸い込んだ酸素が肺から血液へ取り込まれる効率を調べます。
[所要時間]5分程度

薬剤負荷試験
気管支を広げる薬剤を吸入して、勢いよく息を吐ききった時の量が変化するかを見る検査です。喘息の有無を調べます。
[所要時間]30分程度(薬剤吸入で25分、検査で5分)

■聴力検査
簡易聴力検査、新生児聴力検査(AABR)

各検査の説明

簡易聴力検査
検査機器から発する音を大小・高低変化させて、どのくらい聞こえるか調べる検査です。
[所要時間]3分程度

■睡眠時無呼吸検査
PSG(精密検査)、スリープテスト(簡易睡眠検査)

各検査の説明

ポリソムノグラフ(PSG)
入院して各種センサーを装着しながら一晩睡眠して検査します。脳波と呼吸状態等を調べるセンサーを装着して、より精密に調べます。
[所要時間]機器装着80分程度、翌朝退院

簡易睡眠検査(スリープテスタ)
自宅で呼吸状態を調べるセンサーを装着しながら一晩睡眠して、睡眠時の呼吸状態を調べる検査です。睡眠時に無呼吸があるかどうかを調べます。
[所要時間]機器装着説明15分程度、翌日機器返却5分程度

■その他
尿素呼気試験検査(ピロリ菌検査)、24時間血圧測定検査

各検査の説明

尿素呼気試験(ピロリ菌検査)
検査薬を服用して、服用前後の呼気に含まれるCO2量の変化を調べる検査です。ピロリ菌に感染しているかどうかを調べます。
[所要時間]30分程度

24時間血圧測定
血圧計を約24時間装着して、30分ごとに日常生活の中での血圧変化を調べる検査です。
[所要時間]機器装着15分程度、翌日取り外し5分程度

病理検査室

患者さまの検査・手術で得られる細胞・組織・臓器の病巣から、治療に有用な診断と情報を迅速に臨床各科に提供しています。

細胞診團 子宮、尿、喀痰などの細胞を集め顕微鏡で観察し、その細胞の性状(良性・悪性)を判断します。健康診断や治療の効果判定、経過観察のために行う検査です。
組織診断 生検材料、手術材料を顕微鏡で観察し、病気の確定診断を行います。治療方針を決める上で重要な判断材料となる検査です。
術中迅速診断
遺伝子・染色体検査
採血室

当院の採血室は、病院・クリニック・健診センターに設置されています。日本臨床検査標準協議会(JCCLS)刊行の『標準採血法ガイドライン』に沿って、臨床検査技師が採血を実施しております。また、病棟の採血や血液培養採血も臨床検査技師が実施しておりますので、検査項目に応じた、安全で正確な採血をめざしています。

スタッフ

スタッフ数

臨床検査技師常勤20名 
非常勤2名

※2024年7月時点