当院は開院以来、穀類、野菜、大豆製品、果物など植物性食品に卵と乳製品を加えた卵乳菜食(ラクト・オボ・ベジタリン)を提供しております。病気の治療や予防、健康増進に役立ち、栄養的にも優れていると考えています。
また、「『米国栄養食料アカデミー見解書』菜食 2016」では次のように述べられています。
「適切に準備された菜食(完全菜食も含む)は、健康的で栄養的にも十分であり、特定の疾患の予防と治療に有益です。また、入念に計画された菜食は妊娠・授乳期、乳幼児期、小児期、青年期、高齢期を通したすべてのライフステージにある個々人、運動選手に適切です。さらに、植物性食品を中心とした食事は、天然資源の使用量が少なく、環境に与える負荷が小さいことと関連があることから、動物性食品を中心とした食事より環境的に持続可能であると考えられます」
栄養科基本方針
- 患者さまの症状に応じた安全でおいしい食事をベッドサイドまでお届けします。
- チーム医療に参画し、多職種とともに疾病の治療に貢献できるよう栄養管理に努めます。
- 患者さまの病態に応じ栄養指導を行い、ご家庭で食事療法を実践できるよう支援します。
認定資格等
管理栄養士 栄養士 調理師
病態栄養専門管理栄養士 NST専門療法士
運営
当院の給食業務はすべて直営で行い、心を込めてお食事をお作りしています。
入院時食事療養Ⅰの届け出を行っています。